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千代田区九段下で千代田区のマンション中心に営業しております株式会社MIRABELLです。

本日は「住宅ローンの滞納」というテーマについてご説明します。

コロナウイルスで収入に影響を受けられた方にはとても関心の高いテーマです。丁寧に書いておりますので、最後までお付き合いください。

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「コロナ不況で収入が激減して、住宅ローンが払えない…このままだと自己破産するしかないのかな。」

住宅ローンを滞納したら、すぐにマイホームを失うということはありません。
しかし、滞納することで住宅ローンの一括返済を求められ、一括返済できないとマイホームは競売にかけられることに。

一番大切なことは、滞納前に対処することです。

今回は、住宅ローンを滞納しそうになった時に取るべき行動を解説します。

住宅ローンを滞納しそうになったときの行動3選

住宅ローンを滞納しそうになったときの改善策として、ここでは以下3選についての解説です。
①返済の条件変更
②借り換えをする
③家計の見直しをする

それでは一つずつ解説します。

■返済の条件変更

住宅ローンを滞納しそうになったとき、まずは住宅ローンを借り入れている金融機関へ事情を話し、返済の条件変更について相談しましょう。

条件変更とは、具体的に以下の方法です。
・返済期間の延長
・一定期間の減額
・一定期間の返済猶予

新型コロナウイルスの影響を受けて、金融庁は各金融機関へ、返済に関して柔軟に対応するように通達を出しています。

一度でも滞納してしまうと、条件変更に応じてもらえなくなる可能性があるため、滞納しそうだと感じたらすぐに相談しましょう。

■住宅ローンの借り換えをする

借り換えとは、金利の低い住宅ローンを新しく組み直すことです。
借り換えをすることで、月々の返済額を減らすことができます。

注意点は、諸費用がかかること。
数十万円かかることもあるため、家計の状況によっては注意が必要。

■家計を見直す

返済の条件変更や借り換えをしたとしても、収入激減でどうにもならないこともあります。
そんな時だからこそ、毎月の支出を見直すいい機会です。

たとえば、養老保険や個人年金保険など貯蓄性のある保険に加入している人は、解約返戻金の範囲内で貸し付けを受けられることがあります。
また、コロナ不況の影響を受けて、水道・ガスなどの公共料金の猶予を与えるように、総務省から各団体へ通達が出ています。

どうしても厳しい場合は、各会社へ問い合わせてみてくださいね。

 住宅ローンを滞納しそうになったとき【借金での返済はNG】

住宅ローンを滞納しそうになったとき、クレジットカードのキャッシングなど、新しい借金での返済は危険です。

クレジットカードなどの金利は住宅ローンよりも高く、どんどん借金が膨れ上がり、さらに家計を苦しめることになります。
家計が苦しくなり、結局マイホームを失うことになりかねません。

住宅ローンを滞納するとどうなるの?

住宅ローンを滞納すると、以下の不利益が生じます。
①一括返済を求められる
②信用情報に傷がつく
③団体信用生命保険の保障を失う

それでは一つずつ解説します。

■一括返済を求められる

住宅ローンを滞納すると、まず遅延損害金が発生。
遅延損害金は住宅ローンよりも利率が高く、返済額があっという間に膨れ上がることに。

そのまま4〜6ヶ月間滞納し続けると、住宅ローンを分割払いする権利を失い、残金の一括返済を求められます。

一括返済できなければ、マイホームは競売にかけられます。

■信用情報に傷がつく

住宅ローンの返済を滞納すると、あなたの信用情報に傷がつき、新しくクレジットカードを作れなかったり、ローンを組めなる可能性が高いです。

家賃を滞納したことは、信用情報機関の事故情報に記載され、最低でも5年は残ってしまいます。

■団体信用生命保険の保障を失う

一般的に住宅ローンを組むには、団体信用生命保険(団信)の加入が必須です。
団信とは住宅ローンの返済者に万が一のことがあった場合、住宅ローン残高を保障するものです。

団信の保険料は利息から支払われているため、住宅ローンを滞納すると保障を失います。
つまり、もしもあなたがコロナウイルスで亡くなったとしても、保険金が出ないと言うことです。

残された家族に、住宅ローン残高が負の遺産として残されることになります。

まとめ

今回は、住宅ローンを滞納しそうになった時に取るべき行動や、滞納した後のことについて解説しました。

大切なことは、滞納する前に対処することです。
滞納しそうだと思ったその瞬間、すぐに金融機関へ相談しましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございます。


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