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お住い探しをする場合には、予算、エリア、築年数など様々な希望条件があると思いますが、広さについてはどのようにお考えでしょうか。なんとなく「3LDKあれば足りるかな?」といった決め方をしていませんか?住まいのちょうどいい広さを考える目安として、国土交通省では「住生活基本計画」というもののなかで「誘導居住面積水準(=理想の広さ)」と「最低居住面積水準(=最低限必要な広さ)」を発表しています。

<住生活基本計画>

・理想の広さ(誘導居住面積水準)

国土交通省によれば、都市部における理想の広さは
「20㎡×世帯人数+15㎡」(2人以上の場合。)
と定義されています。
4人家族であれば、「95㎡(20㎡×4+15㎡)」となります。
たしかに、理想の広さですね。ただ、実際の取引の場面では、ここまでの広さのマンションはあまり見かけません。一般的なファミリータイプの広いお部屋でも、80㎡後半くらいでしょうか。

・最低限必要な広さ

一方で、最低限必要な広さは
「10㎡×世帯人数+10㎡」(2人以上の場合。)
と定義されます。
4人家族の場合には、「50㎡(10㎡×4+10㎡)」です。
子供が小さいうちはまだなんとかなりそうですが、中学生を過ぎてくるとなかなかハードな住環境になりそうですね。これらの広さは、あくまでも国交省が統計的に算出した数字ですので、各家庭によって条件は異なると思います。

物があふれている家庭もあれば、ミニマリストの用に物が極端に少ない方もいらっしゃると思います。家族構成や個別の要因を考慮する必要はありますが、もし広さの目安が定まらない場合には、このような算出方法も参考になさってみてください。

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