今回は「リノベーションでつくる書斎」がテーマです。具体的には、下記に触れていきます。
・書斎とは
・なぜ今書斎なのか
・参考にしたい書斎事例
・リノベーションで理想の書斎をつくる
「いつかは自分の書斎がほしい」という方必見です。
書斎とは、自分と向き合う場所
書斎の役割は3つあります。
①「読む」・・・本や雑誌、インターネットから情報収集をして、インプットすること。
②「考える」・・・インプットした情報をもとに考えること。
③「書く」・・・考えたことを自分の言葉でアウトプットすること。
これら3つに加えて、「寛げる」場所であることも大切です。この3つだけなら会社と大差ありません。書斎は、自然と足が向いてしまうような心地の良い場所であるべきなのです。書斎とは、「読む」「書く」「考える」を「寛いで」行える場所です。
なぜいま書斎なのか
副業時代の到来
2018年は副業解禁元年とも呼ばれました。厚生労働省がまとめた『副業・兼業の促進に関するガイドライン』によると、副業を希望する人、副業をしている人共に増加傾向ということが分かります。書斎は、副業をするには最適の場所です。情報収集を行ったり、戦略を考えたり、アウトプットする場として重宝するでしょう。
働き方改革で脱時間給の動き
働き方改革の施策のひとつとして、脱時間給の検討が始まっています。働いた時間ではなく、成果で給料を決めるという制度です。少ない時間で多くの成果を出す人、つまり「生産性が高い人」が多く給料をもらえる時代。生産性を高めるためには仕事関連の知識はもちろん、幅広い教養が求められます。書籍を始めとする情報収集のベースとなる書斎のニーズは増す一方です。
2000万円問題
2019年金融庁のワークグループが公表した「年金以外に老後資金2000万円が必要」という報告書の内容は多くの議論を巻き起こしました。長期的な資産形成をといわれても、そもそも投資に回すお金がない。そのためにも少しでも年収を上げたいと考える人は多いでしょう。そこで、年収と読書量は比例することをご存知でしょうか。2009年日経新聞の調査で、年収800万円以上の人は、月額書籍購入費平均が2,910円。400万円未満の人は1,914円という結果が出ています。書斎は本を読む場所としてうってつけ。書斎があることで、自然と本に手が伸びる習慣がつくかもしれません。
書斎リノベ事例
書斎は机と椅子と本棚、この3つがあれば完成します。選ばなければ、今ある物でも作れます。しかし、こだわりたくなるのが書斎。
ぜひ参考にして頂きたい厳選した事例を3つご紹介します。
マスターピースな椅子×モノクロ写真
重厚感がありつつもどこか軽やかな印象をもつこの椅子は、スイスの建築家ピエールジャヌレがデザインした名作椅子。集中力を邪魔しない程度にモノクロの写真が飾られ、シンプルながらもどこかホッと一息できるような空間に仕上がっています。このようにお気に入りの名作椅子や写真、アートを組み合わせることで、よりワクワクする空間に仕上がります。
大きな室内窓が印象的な書斎
リビングに接するようにレイアウトされた書斎。大きな室内窓により、書斎にいながらもリビングの様子がわかります。小さなお子様がいらっしゃる方は、集中できるスペースがほしい一方で、家族の様子も気になるという方も多いのでは。子育て世代にはオススメの事例です。
二人並びの書斎
二人が並べるように配置された書斎。奥様がミシンをする横で、ご主人が調べ物をしたり、お子様が宿題をしたり。親の背中を見て育つのが子供。親が書斎に向き合う姿を見ていたら、自然と勉強する子になるかも?
リノベーションで理想の書斎が手に入る
中古×リノベーションという選択肢なら、理想の書斎が手に入ります。
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