前回のブログでは、空き家投資の魅力と背景についてお話ししました。今回は、具体的な空き家投資の方法や成功事例、そしてリスクについて掘り下げていきます。
空き家投資の具体的な方法
空き家投資の方法はさまざまですが、まずは物件の選定が重要です。全国古家再生推進協議会が主催するツアーでは、埼玉県春日部市をはじめ、さまざまな地域で物件見学が行われています。参加者はガイド役のリフォーム業者と一緒に物件を見学し、リフォームの必要性や費用を確認しながら購入を検討します。
このツアーでは、購入価格やリフォーム費用を合計しても利回りが10%以上になることが期待できる物件が多く紹介されています。特に、大きめの家を購入し、ペット可や会社の寮として活用できるようなリフォームを施すことで、長期的な収入が期待できると言われています。
成功事例とリスク
例えば、都内に住む47歳の会社員Iさんは、埼玉県内を中心に10軒の空き家を購入し、賃貸物件として活用しています。Iさんは、以前は区分マンション投資をしていましたが、空き家投資に切り替えたことで、現在は月々70万円以上の家賃収入を得ています。初期投資に対する表面利回りは12〜13%と、株式投資に比べても魅力的なインカムゲインが得られるとのことです。
ただし、空き家投資にはリスクもあります。例えば、リフォーム資材の値上がりや、地域によっては借り手が見つからないリスクも考慮しなければなりません。また、物件の選定やリフォームの内容次第で、利回りが大きく変わる点にも注意が必要です。
まとめ
空き家投資は、初期投資が比較的小さく、リスクをコントロールしやすいという点で、40代の不動産投資家にとって魅力的な選択肢と言えます。ただし、リスクをしっかりと把握し、慎重に物件を選ぶことが成功の鍵です。これから不動産投資を考えている方は、ぜひ空き家投資にも目を向けてみてください。
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