2023/9/14 5:00 ⽇本経済新聞 電⼦版
マネーの基礎を⾳声で学ぶ⽇経ポッドキャスト「マネーのとびら」。今回のテーマは「マンションは管理を買え」です。マンションはきちんと管理されているかどうか、修繕⼯事を計画的に実施しているかどうかで、将来の資産価値や住み⼼地が⼤きく変わります。
そのため、マンションを購⼊する際には「管理を買え」とよく⾔われます。マンションの資産価値を守るにはどうすればよいのか、⽶国出⾝のタレント、REINAさんと⼀緒に学びます。解説は⽇本経済新聞マネー報道グループの宮⽥佳幸です。
マンションの管理体制の良しあしを判断する材料の⼀つとなりそうなのが、2022年4⽉から始まった「管理計画認定制度」です。国⼟交通省が作った制度で、管理計画が⼀定の基準を満たしているマンションを地⽅⾃治体が認定する仕組みです。
実際に認定を受けたマンションはまだ少ないのが実情ですが、この制度を参考にして、買いたい中古マンションの管理状況を調べることはある程度可能でしょう。将来の修繕⼯事の計画と費⽤を記載している「⻑期修繕計画書」も要チェックです。
新築マンションの場合も、販売時に分譲業者が「管理規約案」や「⻑期修繕計画書」を作成します。それらが管理計画認定制度の基準に合致しているかどうかは調べておいた⽅がよいかもしれません。
番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「養⼦」について語り合いました。⽇本では成⼈の男性を養⼦に迎えることが多いのですが、⽶国では親がいないなど恵まれない⼦どもを養⼦にするのが⼀般的なので、REINAさんには不思議に思えるようです。
宮⽥は「⽇本ではまだ家⽗⻑制的な⽂化が残っているために、家を継がせるという⽬的で男性を養⼦に取ったり、娘の結婚相⼿を婿養⼦にしたりするのかも」と説明。さらに「実は、⽇本では『相続税の節税』を⽬的として孫を養⼦にすることも多い」と紹介すると、REINAさんは「⽶国とはちょっと感覚が違いますね」と驚いた様⼦でした。
住宅購入で無理のない資金計画を立てる事は、将来の暮らしを変えるポイントとなるので、わからない事などあった際には、是非ご相談ください。
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