2023/8/17 17:52  ⽇本経済新聞  電⼦版

東京カンテイ(東京・品川)が17⽇発表した7⽉の分譲マンション賃料は、東京23区が1平⽅メートル当たり4170円だった。前⽉⽐0.8%⾼い。2カ⽉ぶりに過去最⾼を更新した。都⼼に居住するニーズの⾼まりを受け、夏の閑散期でも強気の賃料設定が続いた。

分譲マンション賃料はマンションの住⼾の持ち主が貸す際に設定する賃料。専有⾯積30平⽅メートル未満の住⼾や事務所・店舗⽤を除く、ファミリータイプを調査対象とした。

⾸都圏(東京都、神奈川県、埼⽟県、千葉県)が同0.1%⾼の3519円。このうち、23区外も含めた東京都全体は同0.7%⾼の4043円。神奈川県は同0.7%⾼の2528円、埼⽟県は同   0.1%⾼の1999円だった。千葉県は築古物件が増えた影響で、同1.1%安の1966円だった。

新型コロナウイルス禍が落ち着き、オフィスへの出社が戻っている。職住近接のため都内への⼈⼝流⼊が進み、東京23区の賃料は上昇基調にある。東京カンテイの⾼橋雅之主任研究員は「通常夏季の賃料は下がるが、上昇傾向が続いている。9⽉ごろから秋の繁忙期に⼊るため、年内は強含むかもしれない」と話す。

近畿圏は同1.4%安の2202円で6カ⽉ぶりに下落した。中部圏は同1.8%⾼の1971円だっ た。

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