2023/8/25 18:13 ⽇本経済新聞 電⼦版
居住ニーズの安定する都⼼部に海外の投資が集中している東京カンテイ(東京・品川)が発表した7⽉の中古マンション平均希望売り出し価格は、東京都⼼6区(千代⽥、中央、港、新宿、⽂京、渋⾕)が70平⽅メートル当たり1億352万円だった。前⽉⽐0.5%⾼い。居住ニーズの⾼い都⼼に海外の投資が集中し、6カ⽉連続で過去最⾼を更新した。
専有⾯積30平⽅メートル未満の住⼾や事務所・店舗⽤を除く、ファミリータイプを調査対象とした。
都市圏別では⾸都圏(東京都、神奈川県、埼⽟県、千葉県)が同0.6%安い4805万円だっ た。このうち、6区外も含めた東京都全体は同0.3%安い6408万円、神奈川県は同0.5%⾼い3687万円、埼⽟県が同0.3%安い3024万円、千葉県が同0.1%安い2804万円だった。
近畿圏は同0.1%⾼い2905万円、中部圏は同1.3%安い2253万円だった。
都⼼6区の上昇は6カ⽉連続。諸外国の不動産と⽐べると割安感があり、投資マネーの流⼊が続く。
東京カンテイの⾼橋雅之主任研究員は「新型コロナウイルス禍前は東京以外にも投資先が波及する動きがあったが、今回はない。投資マネーの流⼊は東京⼀⼈勝ちの様相になってい る。都⼼6区は堅調な推移を⾒せるだろう」と話す。
正味の在庫量を⽰す流通⼾数は、都⼼6区で3968⼾と前⽉⽐で2%低い。直近3カ⽉間に値下げした住⼾の割合を指す価格改定シェアは同エリアで39.4%と、前⽉から1.2ポイント下が った。
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