2023/12/22付 ⽇本経済新聞  朝刊

不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品)が21⽇発表した11⽉の中古マンション平均希望売り出し価格は、東京都⼼6区(千代⽥、中央、港、新宿、⽂京、渋⾕)が70平⽅メートル当たり1億896万円だった。前⽉と⽐べて1.0%⾼い。海外投資家の旺盛な需要を背景に 2002年の集計開始後の最⾼値を10カ⽉連続で更新した。

調査は専有⾯積30平⽅メートル未満の住⼾や事務所・店舗⽤を除く、ファミリータイプを対象とした。

都⼼6区では正味の在庫量を⽰す流通⼾数が3672⼾と前⽉よりも3.4%少ない。前年同⽉⽐でも2.2%減った。先⾼観を意識して物件を早急に売り出す所有者は少ない。⼀⽅で、好⽴地に伴う資産性の⾼さから、海外の不動産投資家や富裕層の買い意欲は強く、物件価格を押し上げている。

⾸都圏(東京都、神奈県、埼⽟県、千葉県)は0.8%安の4724万円。このうち、都⼼6区外も含めた東京都全体は0.4%安の6408万円、神奈県は0.6%安の3657万円、埼⽟県は0.1%安の2992万円、千葉県は1.6%安の2704万円だった。

東京カンテイの⾼橋雅之主任研究員は「都⼼6区は物件が出るとすぐ売れる状況。⼀⽅、他のエリアは実需の鈍化で売買が低調なため、価格差は今後も広がる」と指摘する。

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