「都心3区(千代田区・中央区・港区)のマンションが欲しいけど、一人の収入では厳しい…」

「都心3区(千代田区・中央区・港区)のマンションが欲しいけど、一人の収入では厳しい…」
そんな方に注目されているのがペアローンです。共働き夫婦がそれぞれローンを組むことで、より高額な物件の購入が可能になり、税制面でもメリットがあります。

しかし、ペアローンには注意すべきリスクも。この記事では、ペアローンの仕組み、メリット・デメリット、そして都心3区での賢い住宅購入戦略について解説します。

ペアローンは、1つの物件に対して夫婦それぞれが別々に住宅ローンを組む方法です。

  • 特徴:互いに連帯保証人になる。
  • 持ち分割合:購入費用の負担割合に応じて、物件の所有権を共有する。

具体例

総額1億円のマンションを購入する場合:

  • 夫:6000万円(固定金利35年)
  • 妻:4000万円(変動金利20年)

金利タイプや返済期間をそれぞれのローンで柔軟に設定できる点が魅力です。

① 借入額を増やせる

夫婦それぞれの収入を合算できるため、単独ローンに比べて借入可能額が大きくなります。

  • 都心3区の高額マンションも手が届きやすくなる。

統計データ
20代で約4割、30代で約3割、ペアローンを利用することで借入額が増えたという調査結果もあります。

② 住宅ローン控除を2人分受けられる

  • 年末の住宅ローン残高の**0.7%**が最大13年間、所得税から控除されます。
  • ペアローンなら夫婦それぞれが控除を受けられるため、節税効果が倍増。

③ 売却時の譲渡特例も2人分適用

自宅を売却した際に得られる「3000万円特別控除」も、条件を満たせば夫婦それぞれ適用され、合計6000万円まで非課税になります。

① 収入減や離婚時のリスク

  • どちらかの収入が減った場合、返済の負担が重くなる可能性があります。
  • 離婚時には所有権やローンの返済について協議が必要。
    • 残債が多い場合、物件を売却しても返済しきれず問題が長引くことも。

② 連帯保証人の責任

夫婦は互いのローンの連帯保証人になるため、

  • どちらかの返済が滞ると、もう一方が全額返済義務を負います。

③ 団体信用生命保険(団信)のカバー範囲

ペアローンでは、団信はそれぞれのローン残高のみ適用されます。

  • 片方が死亡した場合、その人の債務は団信で返済されますが、もう一方の債務は残るため注意が必要です。

以下のような方にはペアローンが特におすすめです。

  1. 共働きで安定した収入がある夫婦
    • 将来的に育休や転職を考える場合は、無理のない借入額を設定しましょう。
  2. 税制優遇を最大限に活用したい方
    • 住宅ローン控除や譲渡所得の特例をフル活用できます。
  3. 資産価値の高い物件を購入したい方
    • 都心3区の高額物件も、ペアローンなら選択肢が広がります。

① 物件選びは「資産価値」を重視

  • 再開発が進むエリアや駅近の物件は、将来的な資産価値が高く維持されやすいです。

② 税制優遇を最大化

  • 住宅ローン控除の上限額に注意し、計画的に借入額を設定しましょう。

③ 無理のない返済プランを立てる

  • 将来的な収入の変動やライフプランに合わせて、固定金利と変動金利を組み合わせるのも有効です。

ペアローンは、都心3区で高額な物件を購入する際に強力な武器になります。借入額の増加や税制優遇などのメリットを活かしつつ、リスク管理を徹底することで、将来的な資産形成にもつなげられるでしょう。

相談窓口のご案内

千代田区マンション情報館
株式会社MIRABELL 担当:小川
電話:03-3261-5815
携帯;080-6794-3089

メールアドレス:ogawa@mirabell.co.jp