2023/10/18 18:14  ⽇本経済新聞   電⼦版

不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が発表した9⽉の分譲マンション賃料は、東京23区が1平⽅メートル当たり4260円だった。過去最⾼だった前⽉に⽐べ0.1%安い。築古の 物件が弱含み、3カ⽉ぶりに下がったが、築浅物件は引き続き上昇し、⼆極化の傾向が⾒られた。

分譲マンション賃料はマンション住⼾の持ち主が設定する。専有⾯積30平⽅メートル未満の住⼾や事務所・店舗⽤を除くファミリータイプを調査した。

⾸都圏(東京都、神奈川県、埼⽟県、千葉県)は前⽉⽐0.3%安い3566円。東京都のシェアが相対的に下がり、11カ⽉ぶりに下落した。23区外も含めた東京都全体は横ばいの4132 円。神奈川県は0.8%安い2488円、埼⽟県は0.3%⾼い2017円、千葉県は0.1%⾼い1961円 だった。

物価⾼のなかで23区を選ぶ⼈は、利便性や居住性を求める傾向にある。東京カンテイの⾼橋雅之主任研究員は「築年数5年以下のグレードの⾼い物件では貸し⼿が強気だ。正味のトレンドは上昇傾向にある」と話す。

近畿圏は前⽉⽐0.7%⾼い2205円、中部圏は0.8%安い1935円だった。

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