価格はどんどん上がっているけど、買ってから
「こんなはずじゃなかった…」となってしまう例が増えているんです。

こんにちは!千代田区マンション情報館のブログ担当です。

最近、「都心の中古マンションはまだまだ上がる!」「築年数が古くても立地が良ければ安心!」なんて声をよく聞きませんか?

でも、ちょっと待ってください。
今回ご紹介するのは、実は今まさに話題の「高齢マンション」の“本当の姿”。

価格はどんどん上がっているけど、買ってから「こんなはずじゃなかった…」となってしまう例が増えているんです。

記事によると、東京都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)における中古マンションの平均希望売出価格は、なんと【70㎡で1億6,341万円】!これは過去最高の水準です。

ある30代夫婦は、築40年のマンションを1億円超のローンで購入。立地の良さと市場の盛り上がりに背中を押されての決断でした。

でもその物件、実は老朽化が進んでいて、配管からの水漏れなどのトラブルが続出していたそうです…。

売主は事前に説明していたものの、買主は「価格はまだ上がるはず」と判断して購入を決断。これは決して他人事ではありません。

価格に惑わされず、本当にチェックすべきなのは「管理組合の財務状況」や「大規模修繕の計画」。

特に築30年、40年を超えた高齢マンションでは、建物自体のメンテナンス状況が住み心地や資産価値に大きく影響します。

「表面上はキレイだけど、裏ではトラブルだらけ」なんてこともあるので、購入前にはしっかりと資料をチェックすることが大切です!

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さらに最近増えているのが、「リースバック」を巡るトラブル。

自宅を不動産会社に売却し、そのまま賃貸として住み続ける仕組みですが、内容をよく理解しないまま契約してしまう高齢者が後を絶ちません。

ある90代の女性は、自宅マンションを3,000万円で売却し、25万円の家賃で住み続けるという契約を結ばされました。しかも、「解約には600万円の違約金が必要」と言われてしまい、泣き寝入りするしかなかったそうです。

このようなリースバック関連の相談は、2024年度には全国で239件。なんと5年で10倍近くに急増しています。

「定期借家契約」で更新できず、契約終了後に住む場所を失うリスクもあるため、特にご高齢の方は慎重な判断が必要です。

いま、中古マンション市場はまさに“過熱状態”。

「立地が良ければ多少古くても大丈夫」という神話が広まっている一方で、築年数が進んだ「高齢マンション」には、見えないリスクが潜んでいます。

不動産投資や自宅購入を検討されている方にとって、今こそ“中身”をよく確認するタイミングです。

資産価値だけでなく、安心して長く住めるかどうかも大切な判断軸。管理状況や修繕の実績、近隣の売却事例なども含め、慎重にチェックしましょう。

「価格が上がってるから」という理由だけで飛びつくのは危険!
冷静な視点を忘れずに、しっかりと判断していきましょう。