2023/6/15 14:08  ⽇本経済新聞  電⼦版

東京カンテイ(東京・品川)が15⽇発表した5⽉の分譲マンション賃料は、東京23区が1平⽅メートル当たり4153円だった。前⽉⽐1.6%⾼い。⽐較可能な2004年以降の最⾼値を5カ⽉連続で更新した。新型コロナウイルス禍からの経済再開を背景に、都⼼部への流⼊が続き、賃貸ニーズが堅調だった。

分譲マンション賃料はマンションの住⼾の持ち主が貸す際に設定する賃料。専有⾯積30平⽅メートル未満の住⼾や事務所・店舗⽤を除く、ファミリータイプのみを調査対象とした。

⾸都圏(東京都、神奈川県、埼⽟県、千葉県)が同0.1%⾼い3498円だった。このうち、23 区外も含めた東京都全体は同1.6%⾼の4037円、神奈川県は同0.8%安の2514円、埼⽟県は 同0.5%安の2015円、千葉県は同0.4%⾼の1942円だった。

近畿圏は同0.5%⾼の2229円。中部圏は同0.2%安の1951円だった。

賃貸市場では3〜4⽉の引っ越しシーズンを過ぎると、空室が続く物件を中⼼に賃料が調整される傾向にある。23年は5⽉に⼊っても「都⼼部に流⼊する動きが想定以上に強い」


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