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今日は「コンパクトシティ」についてお伝えします。
少子高齢化社会が世界で最も進んでいる日本、人口の減少が止まりません。
国土交通省はそんな高齢化社会の到来を見越して、高齢者も暮らしやすいコンパクトシティを提唱しています。
今後の不動産投資についても大きな影響のある、コンパクトシティとはどんなものなのかを解説します。
1.立地適正化計画
最初に以下の国土交通省の資料をご覧ください。
立地適正化計画とは、町の中心部にショッピングモールなどの商業施設、医療施設・福祉施設などを設置しその近くに住宅地を開発する計画です。
ある一定の限られた地域に住まい・生活・医療などを密集させる、なぜこのような施策が進んでいるのでしょうか?
◆コンパクトシティが目指すもの
・住宅地がドーナツ型になり中心部から広がると、土地整備や住民へのサービスに多額の費用が発生する。
・街の空洞化を防止しにぎわいと活気ある商業ベースを作ることで、高齢者が暮らしやすい街にする。
こんな街づくりを目指しているようです。
今後、10年・20年後には働く世帯より高齢者の世帯が多くなります。
限られた税収で住民へのサービスを提供するには、管理しやすい街づくりが望ましいのです。
現在も買い物難民と呼ばれる地域があります、昭和の高度成長期に作られた団地などです。
高齢者だけが住み続けていますが、近くのスーパーなどは大型商業施設となり車がないと買い物ができないのが現状です。
高齢者でも歩いて行ける距離に、医療や買い物ができる街を作ることを目標としていいるのです。
2.不動産投資とコンパクトシティ
国土交通省の資料にもあるとおり、中心部の駅から近い場所が「居住誘導地域」となりこの場所への住まいづくりが進んでいくことがわかります。
中心部から離れたエリアでは、居住誘導区域に指定されない可能性があります。
そのようなエリアに不動産投資として家やマンションを購入するとなかなか入居者が集まらないという現象がおきることが予想されます。
◆不動産投資に最適な立地条件
コンパクトシティ構想を踏まえて、どんな立地が不動産投資として最適なのでしょう
か?
・最寄り駅から徒歩10分以内
・ショッピングセンターやスーパーなどが住まいから5分から10分以内
・市内循環バスとのアクセスも良いこと
・医療機関が公共交通機関を利用して30分以内
・幼稚園から中学校など教育設備がある
・公園や図書館・スポーツ施設など住民の暮らしを豊かにする公共機関がある
高齢者となり、足腰が弱くなるとこんな住まいが理想となるでしょう。
しかし、このような立地条件はどの世代でも住みやすさの目安になる立地条件です。
不動産投資は立地条件で成功率が決まるといっても過言ではありません。
安いからと不便な場所の不動産を購入すれば、入居者が集まらずかえってマイナス投資となりかねません。
場所と物件選びはぜひプロにご相談ください。
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