千代田区マンション情報館のコラムへお立ち寄りいただきありがとうございます。

本日は「2LDKと3LDKの住みやすさと売却しやすさ」についてご説明します。

ファミリータイプのお部屋を探している方にとっては興味のあるテーマだと思います。   
できるだけわかりやすく丁寧に書いておりますので、最後までお付き合いください。

マンションの購入を検討している方の多くが、どの間取りが使いやすいかお悩みのことと思います。

同じ面積ならば、2LDKと3LDKのどちらが使いやすいのでしょうか?

ここでは、家族構成別に、どちらの間取りがおすすめなのかを、詳しくご紹介していきます。

また「どちらの間取りが売却しやすいのか?」という疑問についても、具体的にお答えしていきます。

2LDKはどんな間取り?どんな人におすすめ?

2LDKと3LDK

2LDKとは、リビングダイニングキッチン+部屋が2つの間取りのことです。

キッチンスペースは10畳以上、広さの平均は「専有面積が46~50㎡」です。

3LDKと家賃を比較すると、2LDKの方が5万円以上安くなります。

もし同じ面積の2LDKと3LDKの物件があるならば、2人家族の方には2LDKの物件をおすすめします。
理由はなんといっても家賃や販売価格が3LDKより安いこと。

DINKS (共働きで子供を意識的に持たない夫婦) や、子育てが終わった60代以上の老夫婦は、夫婦それぞれの部屋があればいいので、2LDKがベストな間取りです。

2人家族といっても、将来子供を持つことを考えている新婚カップルには、3LDKをおすすめします。

3LDKはどんな間取り?どんな人におすすめ?

3LDKとは、リビングダイニングキッチン+部屋が3つの間取りのことです。

キッチンスペースは8畳以上で、実際には10~11.5畳が平均的。なお、広さの平均は「専有面積が75~80㎡」です。

2LDKと家賃を比較すると、3LDKの方が5万円以上高くなります。

3人家族や4人家族の方、または将来3人家族になると想定される方には、3LDKの物件をおすすめします。
具体的には、3~4人家族などのファミリー層、将来子供を持つことを考えている新婚カップルなどです。

子供が成長すると1人1部屋の子供部屋が必要となりますので、子供を持つ予定がある場合は3LDKがベストな間取りだと言えるでしょう。

子どもにひとりずつに部屋を持たせたとしても、1部屋は自由に使えるため、夫婦の寝室や仕事部屋を確保できます。

子供が成長するにつれて、多くの収納スペースが必要になってきますので、ウォークインクローゼットや納戸がある間取りの3LDKが最適です。

賃貸について言えば、3LDKの物件は割高感があります。

そのため「子供が小さいうちは賃貸の2LDKのマンションに住み、十分な資金が準備できたら、3LDKのマンションを購入する」というファミリー層が多いようです。

3LDKのマンションを購入する場合、お子さんが小学校に入学する前に、人気の小学校の校区の物件を選んで購入することをおすすめします。
どの小学校に通うかによって、教育レベルがかなり変わってきます。

お子さんの進学先に公立中学校を希望する場合は、公立中学校の評判が良い地域でマンションを購入する方も少なくありません。

さらに、「人気の小学校の校区の物件」は売却しやすい物件なので、転勤による引っ越しの可能性がある場合にもおすすめできる物件です。

2LDKと3LDK、売却しやすい間取りはどっち?

マンションは、家族構成やライフステージによって合う間取りが異なりますので、そのときどきに応じて、現在住んでいるマンションを売却して家族に合った間取りの住戸へ住み替えていくことも選択肢のひとつ。

結論から言うと、2LDKと3LDKを比較すると、売却しやすいのは3LDKになります。

現在の日本においては、3LDKマンションの方が需要が高い傾向にあります。

国土交通省の調査によると、中古マンションを購入する世帯の平均居住人数は4人です。

4人家族ですと、子供部屋を確保するために3部屋必要となるので、3LDKが最適な間取りとなります。

しかしながら、2LDKのマンションがまったく人気がないというわけではありません。

近年は都心部にある、駅から近く利便性の高い2LDKマンションが人気です。

駅から近く利便性が高い中古の2LDKマンションは、DINKSに非常に人気が高いです。

よく見られるケースは、駅から離れた場所に戸建住宅を持っていた人たちが、子供が大学卒業後、戸建てを売却し、駅近の2LDKに買い替えるケースです。

また、子育てを終えた50~60代の方たちが、定年退職前に自宅を売却し、新たに2LDKを購入するケースも増えています。

従来、新築マンションの2LDKは、売れない部屋の代表選手でしたが、近年では、一昔前より売れやすい傾向にあります。

「鉄道の始発駅から徒歩圏内」のマンションは、朝の通勤が楽だという理由で、売れ行きが好調です。
さらに、近くに大型スーパーや医療モールがあり、すべて徒歩で完結できるような場所に建っている2LDKは、利便性が高く幅広い世代から人気を集めています。

以上のことから、2LDKのマンションを購入する場合は「駅近」「鉄道の始発駅から徒歩圏内」の物件を選ぶのがおすすめです。

まとめ

2LDKの物件と3LDKの物件。
家族構成によって、どちらが住みやすいかが変わってきます。

2人家族の場合は、2部屋あれば十分快適に暮らせますので、2LDKの物件がお勧めです。
3~4人家族や、将来子供を持つことを考えている新婚カップルの場合は、子供部屋が必要になってくるので、3LDKの物件がお勧めです。

この記事を参考にして、慎重に物件選びを進めてくださいね。

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