平均売出価格が2カ月連続で1億円を超え、過去最高を更新!
こんにちは、千代田区マンション情報館です。
2025年6月、東京23区の中古マンション市場で驚きの価格水準が続いています。
なんと、平均売出価格が2カ月連続で1億円を超え、過去最高を更新!
一方で、「価格が高すぎて買い手がついてこない」という声も増えており、都心エリアではやや“息切れ感”も出てきているようです。

■ 中古マンション価格、過去最高を更新!
不動産調査会社・東京カンテイの発表によると、2025年6月の東京23区の中古マンション平均売出価格(70㎡換算)は1億333万円(前月比+2.4%)。
これは1997年以降のデータで過去最高であり、2カ月連続で1億円超えという異例の水準です。
過去1年の上昇トレンド
- 14カ月連続で価格上昇中
- 前年同月比では**+38.2%**の大幅上昇!
■ 背景にあるのは「新築価格の高騰」と「供給不足」
新築マンションの価格が高騰しすぎて、手が届かない層が中古市場に流れてきていることが背景にあります。
- 建築費の上昇
- 人手不足による供給減
- 新築の希少性アップ
こうした要因で、中古マンションが「新築の代替」として注目を集め、結果的に中古価格まで押し上げられている状況です。
■ 都心6区が上昇をけん引!中央区「晴海フラッグ」も影響
都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)の6月の平均価格は1億6,415万円(前月比+0.5%)と、こちらも過去最高を記録しました。
特に注目されているのは、中央区の「晴海フラッグ」など、築浅の高級物件が増えてきたこと。
■ でも…都心は“高すぎて買い手が慎重”に?
価格は上昇しているものの、そのペースには明らかに鈍化の兆しが見られます。
都心6区の価格上昇率(月ごと)
- 4月:+2.9%
- 5月:+1.7%
- 6月:+0.5%
これは2023年7月以来、約2年ぶりの低水準の伸び率です。
東京カンテイの専門家は「買い手が“さすがに高すぎる”と感じている」と分析しています。
さらに、一度でも値下げされた物件の割合は37.4%と高く、売り手が価格調整を始めている様子も伺えます。
■ 流通戸数は積み上がり中
都心6区の流通戸数は6月時点で3,806戸と、2023年9月以来の高水準。
「価格が大きく下落することは考えにくいが、2025年後半は調整局面に入る可能性がある」との見方が出ています。
■ 都心以外のエリアもじわじわ上昇中
・ 城南・城西6区(品川・目黒・大田・世田谷・中野・杉並)
→ 6月平均:8,623万円(前月比+1.7%)
・城北・城東11区
→ 平均:6,703万円(前月比+2.0%)
流通戸数は減少傾向にあり、今後も価格上昇が続く可能性が高いと見られています。
■ 首都圏全体でも上昇続く!神奈川は初の4,000万円超え
- 首都圏平均価格(1都3県):5,851万円(+3.0%)
- 東京都全体:8,826万円(+2.6%)
- 神奈川県:4,015万円(+2.0%)※初の4,000万円突破
- 埼玉県:3,013万円(+1.8%)
- 千葉県:2,816万円(+0.9%)
首都圏では、東京都の物件が占める比率が高まっていることも、全体の価格を押し上げる要因となっています。
【まとめ】
・東京23区の中古マンション価格、2カ月連続で1億円超え!
・ 都心6区が価格上昇をけん引するも、伸びは鈍化傾向
・ 晴海フラッグなど築浅高級物件の供給が影響
・ 一部では“高すぎて買えない”という声も増加中
・ 価格の天井感から、2025年後半には調整局面に入る可能性も
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