息子:お父さん、この間テレビで「不動産デジタル証券化」って言葉を聞いたんだけど、これって何?
お父さん:お、いい質問だね。最近話題のデジタル証券化について教えてあげようか。まず、デジタル証券化っていうのは、簡単に言えば不動産を小さく分けて、デジタルの形で投資できるようにすることなんだ。
どうやってデジタルになるの?
息子:でも、不動産って建物とか土地だよね?それをどうやってデジタルにするの?
お父さん:そうだね。不動産そのものは物理的に存在するけど、それをデジタル化するために「ブロックチェーン」っていう技術を使うんだ。これは、データを安全に管理するための技術で、例えばビットコインみたいな仮想通貨にも使われているよ。
ブロックチェーンで何が変わるの?
息子:ブロックチェーンって聞いたことある!でも、それが不動産とどう関係あるの?
お父さん:ブロックチェーンを使うと、不動産の所有権を細かく分けることができるんだ。そして、その分けた所有権を「セキュリティトークン(ST)」というデジタル証券にして販売するんだよ。これで、たくさんの人が少額から不動産に投資できるようになるんだ。
少額で投資って?
息子:少額から投資できるって、例えばどのくらいの金額?
お父さん:そうだね。一般的には1口あたり10万円くらいから100万円くらいまでの幅があるかな。普通の不動産投資だと数百万、数千万単位のお金が必要だけど、デジタル証券ならもっと手軽に始められるんだ。
どんな不動産がデジタル証券になるの?
息子:どんな不動産がデジタル証券になるの?マンションとかも?
お父さん:そうだね。マンションはもちろん、オフィスビルやホテル、リゾート施設なんかもデジタル証券になってるよ。例えば、三井物産の子会社が沖縄のリゾートホテルをデジタル証券にする計画があるんだって。
投資のメリットって何?
息子:それってどんなメリットがあるの?
お父さん:デジタル証券のメリットはたくさんあるよ。まず、小額で投資できるから、多くの人が不動産投資に参加できるんだ。それに、投資したお金がどこに使われているか透明性が高いから、安心して投資できるという点も大きいね。
リスクはないの?
息子:でも、リスクはないの?
お父さん:もちろん、リスクはゼロじゃないよ。例えば、不動産の価値が下がるリスクはあるし、デジタル証券の流動性が低い場合もあるから、すぐに売りたい時に売れないこともあるんだ。でも、これから市場が成長していけば、こうしたリスクも少しずつ解消されると思うよ。
未来の投資方法?
息子:将来はどうなるの?
お父さん:専門家の中には、5〜10年後にはデジタル証券が主流の投資方法になるって予測している人もいるんだ。だから、今のうちから勉強しておくのはいいことだと思うよ。例えば、ケネディクスっていう会社は、温泉旅館や物流施設までデジタル証券化しているんだ。幅広い物件を取り扱って、多様な投資家のニーズに応えているんだよ。
まとめ
息子:なんだかすごく面白いね!もっと詳しく知りたくなってきた。
お父さん:そうだね。不動産デジタル証券化は、これからの時代にぴったりの投資方法かもしれない。少額で始められて、透明性が高く、色々な種類の不動産に投資できるから、多くの人にとって魅力的だと思うよ。でも、リスクもあるから、よく調べてから始めることが大切だね。
息子:うん、もっと勉強してみるよ。ありがとう、お父さん!お父さん:どういたしまして。投資について学ぶことは大事だから、これからも色々なことを一緒に勉強していこうね。
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