フランスのホテル会社、アコーは札幌市の商業施設「サッポロファクトリー」近くで「ホテル創成札幌 Mギャラリー」を2024年1⽉30⽇に開業する。同ホテルの進出は北海道で初めて。単価は3万円程度を想定する。北海道新幹線の札幌駅への近さを⽣かし、国内客を中⼼にアジアなどからのインバウンド(訪⽇外国⼈)客の利⽤を⾒込む。

23年4⽉まで営業していた「ホテルクラビーサッポロ」を改装して開く。部屋数は118室で、約29平⽅メートルのスタンダードルーム48室、約39平⽅メートルのデラックス68室に加え、約58平⽅メートルのスイート2室を⽤意する。レストランやバー、フィットネスセンターを備える。

⽇本や東南アジアなどのラグジュアリーライフスタイル部⾨を担当するトム・メイヤーシニアヴァイスプレジデントは「札幌の歴史を伝える地元に根付いたホテルにしたい」と述べ た。アコーとマネジメント契約を結ぶサッポロ不動産開発の細川恭伸取締役執⾏役員は「新幹線駅開業も控え、ホテル周辺エリアの活性化が期待できる」と話した。

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