東京23区の中心にあり、その面積の約15%が皇居である千代田区。大手町や丸の内など、ビジネス街というイメージが強いかもしれませんが、都心でアクセスが抜群に良い立地でもあるため、住んでみたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回は千代田区におけるマンション住まいの魅力についてお伝えします。
千代田区の代表的なエリア
皇居
千代田区で一番有名な場所は皇居と考える方も多いのではないでしょうか。皇居があるからこそ、日本の中心地たる所以なのです。皇居は江戸城の跡地であり、今も観光スポットとなっています。皇居周辺にはランニングコースがあり、自然豊かな環境で運動が出来るため、都内においては貴重な場所になっています。
大手町と丸の内
皇居の近くにある大手町とその隣にある丸の内は、日本一のビジネス街です。多くの立派なビルが立ち並んでおり、洗練された雰囲気です。昨今では丸の内に商業施設が開発されており、ショッピングも楽しめる場所へと変化してきています。 14px 閉じる保存
秋葉原と神田
日本一の電気街であり、外国人の観光地でもある秋葉原はショッピングやグルメを楽しむのに最適な場所です。最近では電気街であるだけでなく、様々なエンタメ施設が出来ており、休日のお出かけに最適な場所と言えるでしょう。
神田大手町丸の内と比べて中小規模のビルなどが多く立ちならんでいるビジネス街です。飲み屋街なども多く、神田神保町周辺では人気のグルメ店も多く存在しています。
千代田区に住むメリット
通勤・通学の移動時間の短縮
千代田区といえば、ターミナル駅の東京駅があり、都内のあらゆる場所にアクセスしやすい環境が整っています。また、JR山手線や総武線・中央線や地下鉄の東京メトロ有楽町線・半蔵門線など多くの路線が通っているため、通勤・通学に大変便利です。都内に通勤・通学する方にとって、移動時間の短縮は生活の質の向上には欠かせない要素になるため、大きなメリットです。
夜は人が少なく静かな環境で住環境に適している
千代田区は、東京23区内で最も人口が少ない街です。
平日の日中は多くのビジネスマンが行き交う街ですが、夜になると人が一気に減るという特徴があるのです。そのため、職場が近く、かつ都内でも静かな住空間を希望する方にはおすすめできる地域です。昨今は分譲マンションの建設も盛んに行われており、自分が住みたい部屋を見つけやすくなっています。
子育て支援が充実している
お子さんがいる家庭にとって重要なのが、地域の子育て政策です。高齢者支援に財源を割く自治体も多い中、千代田区では、妊婦に対して45,000円の誕生準備手当の支給や、高校生ひとりあたりに5,000円の支給、区立の中高一貫校を初めて設立するなど子供の教育に対して多くの財源をあてています。
その結果、千代田区の乳幼児期児童の人口は10年間で50%以上増加しています
緑豊かで自然に触れられる環境がある
千代田区は、皇居周辺をはじめとして多くの自然に触れることが出来る環境にあります。日比谷公園など毎年イベントを開催している所もあり、休日のレジャースポットとして利用できます。東京の中心地でいて、安らげる自然や公園が沢山あるのは住む人にとって魅力的です。
千代田区に住む上での注意点
家賃が高い
千代田区は昼間の労働人口が多く、職住近接を希望される人には魅力的な場所です。しかし、都心でアクセスがしやすい立地であるがゆえに東京都23区内でもトップクラスの家賃相場であり、物件が高額化する傾向にあります。逆を言えば、それだけの家賃を払える方であれば、ステータス感もあり利便性も兼ね備える千代田区は魅力的な居住地域と言えます。
千代田区のマンション住まいの意外な利点
千代田区に住む上での注意点として家賃が高いことをお伝えしました。
一方で、分譲マンションなどの場合、資産価値が落ちにくく、自分が保有する資産としても魅力的であるという利点も挙げられます。マンションの資産価値を決める要素として、個々の物件の価値以上に立地や需要が重要なポイントとなるからです。千代田区は上記でもお伝えしたように日本の中心地であり、物件の立地として高い価値があります。居住者も少なく、需給関係を考えても安定した需要が見込めるでしょう。将来にわたって長く住むとしても、資産価値が一定程度保たれるため、その後の売却、賃貸などでも有効活用が出来るといえます。
まとめ
以上で見てきたように、千代田区は魅力的なエリアが多数存在し、住む上でも様々なメリットが多く存在することが分かります。千代田区のマンションは大きな資産価値があり、居住以外の目的でも大いに魅力的です。
不動産価格が高いという点はありますが、予算に余裕がある方であれば大いに検討すべきエリアと言えます。