「日銀の利上げ、住宅ローン金利にどう影響するの?」

「日銀の利上げ、住宅ローン金利にどう影響するの?」
2024年12月、日銀が追加利上げを見送る可能性が高まる中、住宅ローン利用者にとって変動金利固定金利の今後の動きは気になるところです。

この記事では、日銀の利上げ動向が住宅ローン金利に与える影響や、借り換えや金利選択のポイントについて解説します!

日銀は12月の金融政策決定会合で利上げを見送るとの見方が広がっています。
市場関係者の予測によれば、2025年末までには政策金利が0.75%、2026年には**1.0%**に達する可能性が高いとされています。

なぜ利上げが焦点になっているのか?

  • 物価上昇率の動向:日銀は「2%の物価目標」が持続するかを見極め中。
  • 円安の影響:急激な円安が進めば利上げが早まる可能性も。
  • 住宅ローンへの影響:利上げが実施されると、特に変動金利の住宅ローン利用者に影響が出やすくなります。

住宅ローンには大きく分けて2つの金利タイプがあります。

固定金利型

  • 契約時の金利が返済期間中ずっと変わらない。
  • メリット:金利上昇リスクを回避できる。
  • デメリット:変動金利に比べて金利が高い傾向にある。

変動金利型

  • 市場金利に応じて金利が見直される。
  • メリット:固定金利よりも低金利で借りられることが多い。
  • デメリット:金利上昇の影響を受けやすい。

注意点:変動金利は一般的に半年ごとに金利が見直され、適用時期は7月と翌年1月が多いです。そのため、日銀が12月や1月に利上げを決定しても、実際の金利上昇は数カ月後になる可能性が高いです。

新規借り入れの場合

  • 固定金利:市場金利の上昇を反映しやすく、すぐに金利が上昇する可能性があります。
  • 変動金利:短期的には上昇しづらいものの、将来的には日銀の追加利上げ次第で影響が出るでしょう。

既存の住宅ローン利用者の場合

  • 固定金利型:日銀利上げの影響は受けません。
  • 変動金利型:金利が見直されるタイミング(7月・1月)で上昇する可能性があります。
  1. 金利タイプを見直す
    • 金利上昇に備えて、今のうちに固定金利へ借り換えを検討するのも一つの方法です。
  2. 返済計画の見直し
    • 余裕資金がある場合、繰り上げ返済で元本を減らし、金利負担を軽減することが可能です。
  3. 銀行ごとの金利変更ルールを確認
    • 金利見直しのタイミングやルールは銀行ごとに異なります。借りている金融機関の対応を事前に確認しましょう。

2024年末の追加利上げが見送られる可能性が高まっていますが、今後1〜2年で政策金利が上昇する可能性は依然として残っています。住宅ローン利用者にとっては、金利上昇への備えがますます重要です。

「固定金利への借り換え」「返済計画の見直し」 など、今からできる対策を進めておくことで、将来の金利上昇に備えましょう!

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