ある日の夜、40代の不動産好きの父親・大輔と高校生の息子・翔太が、夕食後のひとときを過ごしていました。

翔太:「お父さん、最近東京のマンションってすごい値上がりしてるって聞いたよ。8000万円超えたんだって?」

大輔:「お、よく知ってるな!そうなんだ。『東京23区の中古マンションの平均希望売り出し価格が、9月には3.9%上昇して8053万円になった』って、今日のニュースで見たよ。これは初めてのことらしい。」

富裕層の需要が支える都心の価格上昇

翔太:「なんでそんなに高くなるの?」

大輔:「主に海外の富裕層や投資家が支えているんだ。特に都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)では、5.1%も上がって平均1億3407万円だよ。新しい物件が多いから、需要があるんだな。」

翔太:「1億超えってすごい世界だね…」

大輔:「本当にそうだよ。20カ月連続で上昇しているらしいから、投資家たちはますますこのエリアに注目している。」

一方で、郊外では価格が横ばい

翔太:「じゃあ、郊外のマンションはどうなの?」

大輔:「そこが面白いところでね、埼玉、千葉、神奈川の周辺3県は、値上がりが鈍いんだ。例えば、神奈川県の平均価格は3655万円で、ほとんど変わってない。千葉は1.3%上昇したけど、埼玉は0.1%下がっちゃったんだ。」

翔太:「なんでそんなに違いが出るの?」

大輔:「日銀がマイナス金利を解除した影響で、住宅ローン金利が上がるって心配する人が多いからさ。ローン金利が上がれば月々の返済が増えるから、今すぐ買うのを控える人も出てくる。」

今後の展望:都心と郊外の価格差は拡大?

翔太:「じゃあ、このまま都心のマンションだけ高くなり続けるのかな?」

大輔:「それが専門家の見方みたいだよ。東京カンテイの研究員も、今後は『都心と郊外の価格差がさらに広がる』って言ってた。資金に余裕がある買い手が都心の市場を支えているから、値下がりする気配がないんだ。」

翔太:「不動産って場所によって全然違うんだね。」

まとめ:不動産投資のチャンスを見逃さないために

大輔:「都心の不動産は投資の価値が高いけど、その分、参入のハードルも高い。一方で、周辺エリアでは今が狙い目かもしれないな。金利の動向を見ながら、購入タイミングを見極めるのが大事だな。」

翔太:「お父さんもいつかマンション投資してみるの?」

大輔:「そうだな、今後の動きを見ながら、いい物件があれば考えてみたいよ。」

こうして、都心と郊外のマンション市場について父子で語り合う中で、不動産の面白さが浮かび上がります。投資家の皆さんも、今後の市場動向を注視しながら、自分に合った投資チャンスを逃さないようにしましょう。

都心3区の不動産に関心をお持ちの方は、
お気軽にお問い合わせください。

千代田区マンション情報館
株式会社MIRABELL 担当:小川
電話:03-3261-5815
携帯;080-6794-3089メールアドレス:ogawa@mirabell.co.jp

適切な管理と資産活用で、相続空き家の問題を解決し、安心できる選択をサポートいたします。