前年同月比で4.4%アップし、2カ月連続で8,000万円台


「東京で一戸建てを建てたい!」と思っている方、最近の価格はご存じですか?

不動産調査会社・東京カンテイの最新データによると、2025年8月の東京23区の新築小規模戸建て平均価格は8,124万円。
前年同月比で4.4%アップし、2カ月連続で8,000万円台という高値を維持していることがわかりました。

価格上昇をリードしているのは、品川区や世田谷区といった城南・城西エリア。
利便性が高く人気の高いこれらの地域は、8月の平均価格が1億954万円と、3カ月連続で1億円超えを記録。


アクセスの良さや生活環境の充実が評価され、資金力のある買い手に支持されています。

一方、足立区や葛飾区などの城北・城東エリアは横ばい。
建築資材や人件費の高騰が続く中、価格を転嫁できるかは購入者の資金力次第というのが現状です。

東京23区の新築戸建ては、供給数自体が減少傾向にあります。
東京カンテイの研究員によると、「用地取得が難しく、供給側が立地を厳選している」ため、今後も高値圏での推移が続く可能性が高いとのこと。

土地が限られる都市部では、立地の良さ=価格上昇というシンプルな構図が鮮明になっています。

東京以外の首都圏主要都市も値上がり傾向です。
8月の平均価格は以下の通りで、いずれも前月比プラス(千葉市を除く)となっています。

  • さいたま市:4,993万円(+2.5%)
  • 横浜市:5,023万円(+1.7%)
  • 川崎市:6,053万円(+9.3%)
  • 相模原市:4,449万円(+15.8%)

千葉市のみ**4,083万円(-5.2%)**と下落しましたが、総じて高値圏が続いていることがうかがえます。

新築戸建ての平均価格が8,000万円台に達する今、資金計画はますます重要です。
ポイントは以下の通り。

  • 返済比率をしっかりシミュレーション
    住宅ローンは「月収の25〜30%以内」が安心ライン。
  • 立地の優先順位を整理
    例えば駅徒歩10分圏から15分圏に広げるだけで価格を抑えられるケースも。
  • 築浅・リノベーション済み中古も検討
    新築にこだわらず、築浅物件やリノベ済みの家も選択肢に入れると予算を抑えやすくなります。

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東京の新築戸建ては、“場所”が価格を決める最大の要因。
特に品川・世田谷などの人気エリアは高値が続きますが、駅距離や築年数を柔軟に考えれば、まだまだチャンスはあります。

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  • 東京23区の新築戸建て平均価格は8,124万円(前年同月比+4.4%)
  • 品川区・世田谷区は1億円超えをキープし上昇をけん引
  • 供給数減少と用地取得難で高値圏は今後も続く可能性大
  • 首都圏主要都市も全体的に値上がり傾向

マイホームの夢を実現するなら、価格と立地のバランスを見極めた計画づくりがカギです。