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今日は「保育所へ移設マンションについて」について書きますね。

待機児童問題、個人レベルから国が取り上げる大きな社会的課題となっているこの待機児童についてはいまだ、画期的な問題解決に至らない状況です。

この事態の打開策として国土交通省が昨年から提案しているのが「大規模マンションにおける保育施設を併設する」という施策です。

国土交通省・厚生労働省との同時発表しその後首都圏を中心に保育所併設マンションの動きがでています。

今回はこの施策の現状についてお伝えします。

1.保育所併設マンションの概要

お住まいのマンションに保育所やキッズルームがあると働く親にとってこれほど、便利で嬉しいことはありません。

この保育所併設マンションは先にでた施策である「子育て安心プラン」の拡充と発展を見越しての国の指針です。

子育て安心プランとは、待機児童問題がより顕著な都市部を中心に首都圏の待機児童問題解決のために待機児童5年間で32人万分の解消を目標としています。

この待機児童解決打開策の柱の一つが首都圏に多い、大規模マンションに併設した保育所の拡大です。

特に東京都中央区・湾岸エリアの江東区・板橋区のマンションを中心に都市開発の計画段階より大規模マンション開発のデベロッパーに対し、マンション内や隣接地に保育所やキッズルームを置くことを推進しています。(内閣府官邸プレスリリースより)