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オタクの聖地は勘違いから名前が付いた

意外に知られていませんが、秋葉原は千代田区です。オタクの聖地も千代田区なのです。もっとも、千代田区秋葉原という住所はありません。秋葉原と呼ばれているのは、住所で言うと千代田区外神田などです。千代田区で神田から北東に突き出した角のような地域が秋葉原です。

(千代田区ホームページから。なお、区名の下の数字は面積です(km2単位))

それが、なぜ秋葉原と呼ばれるかと言うと、火事と勘違いが原因です。まず、明治のはじめにこの辺りで大規模な火事(相生町大火)がありました。そこで、現在の秋葉原駅の土地に鎮火社という防火のための神社をつくったのです。この神社は「鎮火社」が正式名称だったのですが、江戸時代以降、防火の神様というと

「秋葉大権現(あきはだいごんげん)」

であったため、人々は「秋葉大権現が来た」と勘違いしてしまいました。そこで、この鎮火社は「秋葉さん」と呼ばれることになりました。そして、大火後、周辺は防火のために建物を建てない野原(火除け地)になっていたため、この一帯は「秋葉の原」と呼ばれ、それが「秋葉原」となりました。

現在でも、秋葉原を「アキバ」ということがあります。例えば、ヨドバシカメラ秋葉原店はヨドバシAkiba と言っています。これは単に秋葉原がなまっているというよりは、本来の言い方だと言えるでしょう。但し、本来は「アキハ」なので、秋葉原を「アキバ」と言うようになった経緯はよくわかりません。秋葉大権現は、秋葉三尺坊と言われる天狗の姿をしているとも言われています。秋葉大権現は現在、台東区に移っているのですが、戦争を除けば、その後、大火もない秋葉原、秋葉大権現が天狗のように台東区から飛んできて秋葉原を守ってくれているのかもしれませんね。今や秋葉原は、秋葉原UDXや秋葉原ダイビルなどのオフィスビル、超高層マンションなども建ち、電気街、オタクの町からさらにITタウンやオシャレなマンション地帯に変貌を遂げつつあります。千代田区秋葉原、一度探検してみてはいかがでしょうか?

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